しゅしゅ 工房Chou-Chou

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素材へのこだわり

ロクブンノゴは、滋賀の豊かな自然と
生産者のこだわりによって生まれました。
使用する素材はすべて滋賀県産。
地域とともに歩む生産者の
皆さんの取り組みもご紹介します。

製粉を極めた職人技
サクッとほどける滋賀の米粉

ロクブンノゴに欠かせないのが、滋賀県産の米粉。ただ、一口に米粉と言っても、原材料や製造方法などによって、味や食感が大きく異なります。ロクブンノゴのサクッとした食感の実現を可能にしてくれたのが、創業70年の製粉工場「丸宮穀粉」です。 丸宮穀粉のこだわりは、ただ米を粉にするだけではなく、用途に応じて最適な粒度と損傷でん粉率を追求すること。もともとは和菓子用の米粉を製造していましたが、時代の変化に合わせて洋菓子にも使いやすい米粉を開発。ロクブンノゴの軽やかな食感は、そんな丸宮穀粉の技術と経験があってこそ生まれました。

茶畑を蘇らせた緑のちから
ふわっと香る桑の葉

ロクブンノゴの「桑のクッキー」に使われているのは、滋賀の豊かな自然の中で大切に育てられた特別な桑の葉。その生産を手がけるのが、20年以上にわたり東近江市の耕作放棄地再生に取り組んできた「永源寺マルベリー」です。かつて茶畑だった土地を活用し、獣害に強い桑の木を植えることからスタート。現在では7万本もの桑の木が育ち、有機JAS認証も取得しています。さらに、日本茶の製法を応用した加工技術により、香り高くまろやかな桑の茶葉を生産。地域の高齢者や障がい者の雇用にも力を入れながら、滋賀の薬草文化を未来へつないでいます。

希少な国産くるみに託す
100年先の地域の未来

ロクブンノゴの「実りのクッキー」に欠かせないのが、滋賀の山間地で育つ「BIWAKO WAGURUMI(オニグルミ)」。その生産を担う「あぐりきっず」は、中山間地域の農業を再生し、次世代に夢を残すことを目指しています。農業者の高齢化や獣害の影響で増加する耕作放棄地。その解決策として、省力栽培が可能なオニグルミに着目しました。従来の品種は実を取り出すのが難しいですが、特別に改良された「BIWAKO WAGURUMI」は、手作業でも簡単に殻を剥くことができます。この品種なら、高齢者でも栽培・収穫しやすく、持続可能な農業の実現につながっています。これを地域農業の未来を支える挑戦として「BIWAKO WAGURUMI100年プロジェクト」と名付け展開中。ロクブンノゴはそのプロジェクトの第一歩となる商品です。

えごまのまち余呉から届く
香ばしい再生のひと粒

ロクブンノゴの「実りのクッキー」に加えた、えごまの香ばしい風味とプチプチとした食感。それを支えているのが、長浜市余呉町で地域活性に取り組む「ロハス長浜」です。かつて炭焼きや林業が盛んだった余呉町では、林業の衰退とともに獣害が深刻化し、農地の維持が難しくなっていました。そんな中、獣害の影響を受けにくく、古くからこの地で栽培されていた「えごま」に着目。2012年から耕作放棄地を活用し、地域農家とともに生産を拡大しました。さらに2023年には「余呉エゴマ生産組合」を設立し、えごまの水洗・選別・搾油をすべて地域内で完結できる体制を確立。余呉町を「えごまのまち」として全国に発信しています。そんな地域の想いが詰まった「煎りえごま」をロクブンノゴに使用しています。



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