11月26日に滋賀県庁会見室にて、滋賀の大地から生まれた新商品「ロクブンノゴ」を発表させていただきました。
滋賀県産の米粉、桑の葉、オニグルミ、えごまを使用している、米粉のクッキーです。
商品名「ロクブンノゴ」とは、滋賀県の面積の六分の一が琵琶湖、それ以外の平地や山林が残りの六分の五です。
滋賀県といえば琵琶湖という印象がとても強いですが、実際はそれ以外の大地が
あっての琵琶湖であり、滋賀の魅力は琵琶湖だけではありません。
琵琶湖も大地もすべてが繋がり、育まれ続けているからこそ、今日の滋賀県があります。
そんな滋賀の魅力をこのお菓子を通してお伝えできたらと、ネーミングしました。
桑の葉入りクッキー《桑のクッキー》は山林を、オニグルミ・えごまなどのナッツ入りのクッキー《実りのクッキー》は平地を表しています。
発表の席にはそれぞれの素材を育んでおられる生産者のみなさんから、商品コンセプトやデザインにかかわってくれたサポートメンバー、しゅしゅの利用者にも集まっていただきました。
「滋賀の大地で頑張る人はみんなチームロクブンノゴです!」そんな大きなことも言ってしまいましたが、新メンバーが増え、新商品もこれから増えていきそうな、大きな希望がふくらんだ一日になりました。
▶
滋賀の大地から生まれた米粉クッキー「ロクブンノゴ」プレスリリース[PDF]
「チームロクブンノゴ」メンバー紹介
記者会見にも参加いただいたロクブンノゴを支えてくださっている方々をご紹介させていただきます。
みなさんそれぞれ滋賀のために活動されている方々です。
「地域のもので、地域とともに」
しゅしゅの目指すものに賛同いただいて、ご参加いただきました。
〈米粉〉株式会社丸宮穀粉
創業1954年以来、滋賀県産近江米を使った和菓子用の米粉などを製造する加工事業者。グルテンフリーに最適な食材として近年利用用途が広がっている米粉。事業者からの細かなリクエストにも経験を生かした製粉技術で対応しています。
公式サイト:
https://komeko88.co.jp/
〈桑の葉〉有限会社永源寺マルベリー
耕作放棄地を桑の葉で復活するプロジェクトから生まれたオーガニック農園。地域の高齢者や障がい者のみなさんを中心とした有機農業を行っていて、農福連携でSDGsを目指しています。主な農作物の有機桑葉はすべて手作業で収穫し、日本茶と同様の加工をすることで風味良く仕上がりに。有機桑葉を生活に取り入れやすいパウダーやタブレットで提供しています。
公式サイト:
https://eigenji-mulberry.com/
〈オニグルミ〉農業生産法人あぐりきっず
東近江市の豊かな土壌で、オウミ木イチゴなどの有機栽培や減農薬栽培に取り組む農業法人。中山間地の耕作放棄地にオニグルミ(びわこ和ぐるみ)を栽培して、省力管理で農地を管理しながら農産物を生産する「和くるみ100年プロジェクト」で地域の活性化を目指しています。
公式Instagram:
https://www.instagram.com/agri_kids
〈えごま〉株式会社ロハス長浜
地域資源の活用を軸に湖北の自然や観光資源に光をあてた事業展開に取り組む企業。かつては炭焼きや林業が盛んだった湖北の里山で獣害被害の少ないえごまの栽培を始め、えごまを余呉の特産品として売り出しています。
公式サイト:
http://lohas-nagahama.com/
〈BIWAKO WAGURUMI 100年の森プロジェクト〉株式会社エバンジェリスト
琵琶湖周辺に存在する里山は水源涵養や水質浄化に需要な役割を果たしていて、里山と琵琶湖は密接に繋がっています。この滋賀の環境を活かして新しいブランド “BIWAKO WAGURUMI”を生産・販売し、 世代をまたぐ100年以上続く産業を目指します。
公式サイト:
https://www.big-advance.site/s/135/1618
〈滋賀の風景写真・商品企画〉株式会社しがトコ
滋賀の魅力を発信するローカルメディア「しがトコ」を運営。Instagramでは「#しがトコ」で約56万件の滋賀の風景が投稿されています。四季折々、鮮やかな風景を映し出す琵琶湖をはじめ、さまざまな魅力にあふれる滋賀を発信中。
公式サイト:
https://shigatoco.com/